企業が出す報告書の種類が知りたい!最近見かけるサステナビリティレポートって何?

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アインズで2020年度のCSR報告書を発刊しました。

 

アインズのような印刷会社では、CSR報告書、環境報告書、統合報告書…など、
他社が出している「報告書」を目にする機会がよくあります。

色々な種類があるけど正直違いがよくわからん!ということで
企業から出している「〇〇報告書」に、どんな種類があるのか調べてみました。

 

今回調べてみたのは以下になります。
CSR報告書(サステナビリティレポート)
・環境報告書
・統合報告書

 

CSR報告書

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EINS CSR REPORT 2020

 

そもそもCSRとは、Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)の略。
企業は利益を追い求めるだけではなく、事業活動が社会へ与える影響へ目を向けるべき、という考え方がCSRです。

 

CSR報告書は、CSRの考え方にもとづいて社会的な取り組みをまとめた報告書のこと。


そこに掲載されているのは、
環境、労働、安全衛生、社会貢献などの情報、
事業活動にともなう環境への負担と対策

…などです。

 

アインズの場合でいうと、具体的には次のような内容を掲載しています。

・アインズが滋賀県でのトライアスロン大会をサポートしたこと
・「脱プラ印刷」特殊技術を開発したこと
・ヨシ狩りのボランティアを実施したこと ※ヨシ=琵琶湖岸に生える植物

 

これらの情報をステークホルダー(利害関係者)へ、
つまり株主や従業員、消費者・取引先、地域社会などのの説明し、企業価値を高めることが、CSR報告書の役割です。

 

参考:緑のgoo「環境用語集」

https://www.goo.ne.jp/green/business/word/business/S00188.html

 

 

統合報告書

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統合報告書は、個別に公表されていた「財務データ」と「非財務データ」を関連づけ、長期的な企業価値アップにつながる取り組みをまとめたものです。

 

財務データは、これまでの売上や利益、現預金や純資産など数値で表されるデータです。

非財務データは、数値に表せないデータ。例えば、経営者の能力や理念、社員のモチベーションやスキル、商品力や技術力、仕入先や得意先などがあります。これらは、会社の「見えざる資産」として、次の売上や利益を創出する源となる資産です。

 

 

統合報告書の役割は次のように説明されます。

「投資家を対象にした、財務、非財務を含む『企業価値の全体像』の提示」が、長期志向の投資家などから求められはじめました。そうした説明ニーズに応えるためのツールが統合報告書なのです。

 

引用:日経BPコンサルティング「統合報告書 何のためにつくる?」

https://consult.nikkeibp.co.jp/ccl/atcl/20191226_2/

 

 

参考:産創館「経営相談室」

https://www.sansokan.jp/akinai/faq/detail.san?H_FAQ_CL=0&H_FAQ_NO=1223

 

環境報告書

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企業が事業活動によってどのくらい環境へマイナスの影響を与えているか、

それをカバーするためにどのような取り組みを行っているのか、

などの情報を社会に公表するのが、環境報告書です。

 

環境報告書は、自主的に環境への活動を行なったことを他者にアピールし認めてもらうことを狙いとしています。

環境報告書の読み手は、消費者や生活者、株主や金融機関、投資家、取引先、専門家や環境NGO、消費者団体、さらには地域住民や行政とさまざまな場合が考えられます。

 

また環境報告書には、作成・公表を通じて、企業での環境に関する取り組みを定期的に見直し、組織内の人々の環境意識を高めるという役割もあります。

 

参考:環境省「もっと知りたい環境報告書」

https://www.env.go.jp/policy/envreport/about/index.html

 

CSR報告書の別名は、サステナビリティレポート?

最近は企業によっては、
CSR報告書をサステナビリティレポート(報告書)」と呼んでいるところもあります。

 

サステナビリティ」(sustainability)とは、

「持続可能性」または「持続することができる」と訳されます。

 

「今さえ良ければいい」「自分さえ良ければいい」ではなく、
環境や経済、社会のバランスを考え、次の世代にわたって成長し続けられるような状態にしていくという意味があります。


サステナビリティレポート」という呼び方は、SDGs(持続可能な開発目標)が流行っている今の世の中が反映されている気がしますね。

 

CSRサステナビリティは、どちらも社会や環境に配慮するという点で共通した考え方ですが、
CSRは、経営責任や社会への説明責任といった点がクローズアップされ、
サステナビリティは、持続可能性のある事業活動という点にスポットが当たる、
というところに違いがあります。

 

サステナビリティレポートの捉え方

サステナビリティレポートを発行している大和ハウスでは、

CSR報告書とサステナビリティレポートの違いを以下のように考えています。

 

サステナビリティレポート」は、持続可能な社会の実現に向けて、企業がどのような取り組みをしているかをまとめています。(=社会視点)

 

CSRレポート」は、自社が果たしている社会的責任について報告するものです。自社がビジネスを通じて社会や環境に与える責任という視点でまとめています。(=企業視点)

 

引用:大和ハウスグループサステナビリティレポートとは?」

https://www.daiwahouse.com/sustainable/sustainable_journey/topics/sustainability_report/ 


この大和ハウスの「サステナビリティレポート」の定義は、なるほどなーと。

社会から必要とされているものは何か?という目線に答えるように、CSR報告書(サステナビリティレポート)を作っていく必要性を感じますね。

 

以上

いままで報告書の種類をよくわかっていなかったので、勉強になりました!

アインズで扱っている「水なし印刷」「脱プラ印刷」などの環境に配慮した印刷方法で印刷していただくことで、

報告書それ自体を社会や環境に配慮したものにすることができます。

 

次回以降もSDGsに貢献できるアインズの印刷方法、それ以外のサービスを紹介していきます。

 

アインズの公式ホームページはこちら

http:// https://www.shiga-web.or.jp/eins/