CSR調達について調べてみました!

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SDGs関連の情報を探していると、「CSR調達」という言葉をよく目にします。

なんだか難しそうなイメージですが…

私も「CSR調達」に取り組めるのか気になって調べてみました。

 

CSR調達とは?

CSR=企業の社会的責任の考え方を、資材調達にあてはめたものがCSR調達です!

CSR調達は次のような取り組みを指しています。

  • 法律や人権、自然環境、労働環境などをきちんと守っている会社から、調達先(仕入れ先の会社)を選ぶこと
  • 調達先に自社のCSR基準に応じた社会的責任を果たすように求めること

 

CSR調達をイメージしやすくするため、

例としてシチズン時計株式会社(以下、シチズン)の取り組みを紹介します。

 

シチズンは時計を作っている会社であり、

製品の原材料となる鉱物をコンゴ共和国やその近隣諸国から輸入しています。

 

鉱物はアフリカの貧しい国にとって、貴重な取引資源。

鉱物を巡って人権問題や紛争問題が引き起こされています。

 

シチズンではこれらの問題に加担する児童労働などの鉱物を使用しないという方針を固めています。

こういった考え方が「CSR調達」です。

 

参考:シチズングループ責任ある鉱物調達方針

https://www.citizen.co.jp/social/materiality/sourcing/partner/index.html

 

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CSR調達に取り組むメリット

CSR調達を行うことのメリットを3点にまとめてみました!

 

社会の健全な成長に寄与する

②自分の会社や調達先の価値が向上する

③取引先や投資家からの評価の向上

 

③について補足します。

世界にはサステナビリティについて評価する機関が存在し、

大企業とその調達先のリスクを審査しています。

 

こういった評価機関を利用するのは、投資家や取引先となる他企業の調達部門であり

彼らは投資戦略を立てるために評価機関をチェックすると言われています。

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CSR調達に取り組むのは誰?

色々とWEB上でCSR調達の事例を調べました。

そこで感じたのは、現在CSR調達に取り組んでいるのは大企業に限られるということです。

CSR調達で調べると、キリン、凸版印刷ニコンクラレニッスイ……など

そうそうたる大企業が検索結果に出てきます。

いいものを仕入れたり、調達先をチェックしたりするのにはコストがかかりますから

なかなか中小企業でCSR調達の考えが普及しないのかもしれません。

 

ただ、今回CSR調達を調べてみたことで、

より身近かもしれないと思える「グリーン調達」という考え方を見つけました。

次回はグリーン調達について書いていきます!

 

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「ハローキティ×SDGs絵本」から紐解く世界【第2回:飢餓をゼロに】

ハローキティ×SDGs絵本「Hello Kitty ぼくとわたしのSDGs ~世界のみんなと2030年を考えよう~」の発刊を記念して、各目標を取り上げていく記事のシリーズです。

 

前回↓

momonose-eins.hatenablog.com

 

絵本では、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」が描かれています。

この絵本にあるのは、絶対的貧困にある人たちの飢餓の姿です。

 

「飢餓」っていうと遠い国のイメージがありませんか?

最近、ユーチューブで頻繁に出てくるユニセフの広告を見たことが人あれば、

それをイメージしてください。

家が無い。あるいは家があっても電気や水道、トイレが無い。

水を使うのに遠くの川まで汲みにいかなければならない。

学校へ行けず、十分な教育を受けられない。……みたいな。

これが絶対的貧困です。

 

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Image by Gerhard G. from Pixabay

 

 

一方で日本は相対性貧困の国と言われています。

その国の文化・生活水準と比較して困窮している状態を「相対性貧困」と言います。

世帯の所得が、その国のいわゆる手取り所得の中央値の半分に満たない人々のことです。

 

日本はG7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7つの主要な先進国)の中でも米国に次いで2番目に相対的貧困の層が大きい国です。

 

相対性貧困は、わかりづらい貧困です。

その状態に陥っている人を周囲から見ても、特に困っていないように見えますが、

誰かに助けて欲しいと言いづらいことも含めて問題です。

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こうしたわかりづらい貧困の人々は、わかりづらい飢餓状態に陥っています。

収入を、家賃や光熱費、食費、通信費などに割り振ることで生活は成り立っていますよね。

毎月金額が決まっている通信費や家賃に比べて、食費は削られやすい傾向にあります。

そのため、コンビニ弁当ばかり、惣菜ばかり…といった食生活になってしまう。

そういう飢餓の形があります。

 

2020年にクラシルが行ったアンケート調査では、今後減らしたい支出の第1位として食費が71.4%で選ばれていました。

第2位の光熱費は63.6%です。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000019382.html

 

コロナ禍で巣ごもり消費が増えている、お取り寄せグルメが人気というデータもありますが、

これはどういう風にとらえればいいのかと少し考えました。

 

「普段の食事は粗食にして、特別な日にちょっといいものを食べる」という感覚が増えているのかなと個人的には思っています。

お取り寄せグルメ等は食事というより、気持ちとしては「娯楽」という分類なのかな、と。

 

特別な日でない、普通の日の食事こそ、

より底上げされるべきかと思います。手作りとか、野菜や魚を食べるとかね。

 

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「ハローキティ×SDGs絵本」から紐解く世界【第1回:貧困をなくそう】

アインズの総力を挙げてとりかかっていたハローキティ×SDGs絵本「Hello Kitty ぼくとわたしのSDGs ~世界のみんなと2030年を考えよう~」が完成しました!

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SDGs」ってニュースやCMで耳にするけれど、いったい何のこと?
そんな子どもの疑問に答える絵本です。この一冊で、キティちゃんといっしょに「SDGs」を知る旅に出かけていただきたいです!

 

そもそもなぜSDGs絵本を?

2030年には今の子どもが進路を考え、社会で活躍する時代がやってきます。

子どもたちがより良い人生を送るにあたって、いま私たちが支えになる何かをしてあげられるとすれば、

それは子供たちに多様な生き方を伝え、豊かな価値観を育てることではないでしょうか?

 

子どもたちに多様な生き方を伝えるヒントを与える方法はなんだろうか。

そう考えたとき、SDGsこそ、子どもたちが生き方を考えるキッカケになるツールとして有効だと考えました。

SDGsには1~17の目標を通じて今の世界の困りごとが網羅されているからです。

世界の今や動きを知ることは、子どもが多様な生き方を知るヒントになると考えられます。

 

そこで今回はキティちゃんが1~17の目標を案内する絵本を制作することにしました。

ぜひキティちゃんと一緒に、

親子でSDGsの世界に足を踏み入れていただければと思います!

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ハローキティ×SDGs絵本の解説「貧困をなくそう」

絵本の中では1~17の目標について、日本の人々と世界の困っている人々の暮らしを比べながら紹介しております。ネタバレ無しでちょっとだけ紹介します!

 

第1回は「貧困をなくそう」です。


絵本では1日200円ぐらいで生活している子供たちの暮らしが登場します。

さらっと読み流す人もいるかと思いますので、この記事ではさらにイメージを深めてもらいたいと思っています。

 

世界の暮らしを収入ごとに4階層に分けたとき、
1日200円(=月収約53ドル※)は世界で最も貧しいグループに入ります。

※2021年4月現在

 

1日200円の暮らしってどんな感じでしょうか?

 

欲しい物どころか生活必需品も手に入れられない、すごく貧しい暮らし…

というイメージが湧きますが
具体的にどんな家に住んでいて、どんな服を着て、どんな仕事をして…

というのはなかなか想像しがたいところです。

 

私たちの想像を助けてくれるツールがあります。
「ドルストリート」と呼ばれるサイトです!

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Dollar Street - photos as data to kill country stereotypes

 

この「ドルストリート」では、所得に応じて世界の最貧民層から最裕福層の暮らしを覗き見ることができます。大変参考になるサイトです!

 

「FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」の著者ロスリング博士によると、世界の人々の暮らしに一番を大きな影響を与えているのは、宗教でも文化でも国でもなく「収入」であり、世界中のどこに住んでいたとしても所得が同程度ならば、人々は大体同じような暮らしを送っているのだそうです。

 

こちらの写真はドルストリートを出典とした、1日200円の生活を送るブルキナファソという国の家族の日常風景です。

 

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一番お気に入りのおもちゃ

出典:https://www.gapminder.org/dollar-street/photographers/zoriah-miller

父親はヤギの売買をしています。妻は、たまに乳搾りの仕事をしています。二人の間には4人の子供がいます。13歳の長男はヤギの世話、残りの子どもたちは、地元の農村学校で学んでいます。彼らの仕事に費やす時間は、週に130時間ほど。

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寝室

出典:https://www.gapminder.org/dollar-street/photographers/zoriah-miller

 

部屋は1つしかなく、6人の寝室として使われています。


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シャワー

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リビングの照明

出典:https://www.gapminder.org/dollar-street/photographers/zoriah-miller

 

電気も水道もトイレもありません。飲料水を得るための一番近い井戸は徒歩で2時間の距離にあります。

 

ブルキナファソという国について、恥ずかしながら初めて知ったため、調べてみました。知識のおすそ分けを出来れば幸いです。

 

 

概要
ブルキナファソ(「高潔な人々の国」という意味)は人口約1650万人、サハラ砂漠の南に位置している西アフリカの内陸国です。主要産業は農業(粟、とうもろこし、タロイモ、綿及び牧畜)。スイス、インド、シンガポールなどに輸出しています。

 

子どもの初等教育修了率
男の子が32%、女の子が29%です。

子どもたちの3人に1人が小学校を卒業できていない状況です。十分な教育を受けられる機会がないことは、人の一生を限られたものにしてしまう要因になります。

 

平均余命
1970年:39歳
2000年:50歳
2018年:61歳

最新のデータで平均寿命は61歳。そう聞くと、この国はとてもひどい状況に置かれている、そんな風に見えます。「ひどい」というのは、ある面では本当かもしれません。世界の平均寿命は71歳ですから、それより10歳生きられる人生が短いのです。

ですが、ブルキナファソの過去を振り返ってみると、1970年の平均寿命は39歳、2000年には50歳でした。以前と比較して、はるかに状況が良くなってきています。

 

出典:日本ユニセフ協会「世界子供白書」https://www.unicef.or.jp/sowc/data.html

 

 

まずは知ることから!


漠然と持っている貧困というイメージを具体的にしていくことがSDGs達成への第一ステップだと思います。次回も「目標2:飢餓をなくそう」を絵本の内容を絡めながら探求していきます。

 

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2020年度ピックアップ記事のご紹介

 

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Image by Ka Young Seo from Pixabay

 

「アインズ自由研究」を読んでくださりありがとうございます。

2020年度はこのサイトを訪れた方のおかげでブログを続けることができました。

 

毎月アクセス解析を見るのがちょっとした楽しみになっています。

今回は2020年度の当ブログの活動を簡単に振り返る記事になります。



2020年度ピックアップ記事

 

今回は私の独断と偏見で、当ブログからオススメの記事を選んでみました。

 

身近にあるのに意外と知らない「環境ラベル」を調べてみた

momonose-eins.hatenablog.com

 

こちらはこのブログで1番最初に投稿された記事で、

今も最も月間アクセス数が多い記事です。

「環境ラベル」という身近にあるけど何のためにあるのか、

というのをあらためて勉強し、みなさんにご説明する内容になっています。

 

サムネ画像を作ったり、キャラが途中でコメントを挟んだりと、

正直今より細部が凝っています。

この記事が一番見られているという事実を目の当たりにすると

今後はもっと見てもらえるような記事作りをがんばろうと気が引き締まりますね!

 

 

SDGsで印刷物を作ろう!】脱プラ印刷とは?

momonose-eins.hatenablog.com

 

プラスチックフィルムを使わない紙の表面加工「脱プラ印刷」の記事。

 

この記事では、

・「脱プラ印刷」がSDGsのどの目標に関連性が高いのか?

・また、世界的に注目度の高い脱プラの流れとは? 

を主に解説しています。

 

「脱プラスチック」というテーマは今後も発信していきたいです。

 

印刷用紙のリサイクル適正を知ろう!【ランクA・B編】momonose-eins.hatenablog.com

上質紙、コート紙、アート紙など種類によって、

紙にはAからDまでのランクに分けて

リサイクルへの適正が定められているんですよ!という記事。

エコロジーな紙の印刷物を作る側としては知っておきたい知識です。

 

ありがたいことに、

今年に入ってから投稿した中では一番アクセス数が多い記事です。

 

SDGs社会での共生について考えられる本「サステナベーション」

momonose-eins.hatenablog.com

藤原 遠 著「サステナベーション sustainability × innovation

 ――多様性時代における企業の羅針盤」の感想記事です。

 

アインズのブログではときどき本の感想を上げております。

読書感想文 カテゴリーの記事一覧 - アインズ自由研究

 

他にもサステナビリティをテーマにした本の感想を上げていますが、

どの本も、伝えたい・大切なことはだいたい同じで、

それを違う言葉で表現しているような印象を受けています。

今後はもっと自分の見解を入れて感想を上げられるようにしたいですね。

 

【ルーツ探訪】パッケージプランナー2年目のルーツを辿る

note.com

こちらはこのブログにもnoteに同時投稿しており、

noteでは「編集部お気に入りマガジン」として取り上げられた記事になります。

初めての経験でとてもうれしかったのを覚えています。

noteだとやはり「人」や「個人的な感情」にフォーカスした内容のほうが

注目されやすいかなと感じました。



今後の目標

やりたいこと

今後はこのブログでnoteのイメージにも合いそうな記事を厳選して

移行していこうかなと考えています。

 

見ていただく面(プラットフォーム)を広くして

アインズの取り組みをより多くの人に届けたいという気持ちです。

 

また、これまでは記事の量をとにかく確保することを念頭に置いていましたが、

今年度は記事の質をアップしていきたいです。



今振り返って思ったこと

初期は気合が入って作りつつも、読みづらい部分がありました。

最近はどんどん省エネ(笑)になっていますが、文章自体は読みやすくなっていると思います。

今後は初期と最近のいいところを合わせた内容にしていきたいと思います。

 

以上、今後もよろしくお願いいたします。

 

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【紹介&感想】2030年すべてが「加速」する世界に備えよ

「2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ」を読みました。

ピーター・ディアマンディス, スティーブン・コトラーの共著です。

紹介&感想記事になります。

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テクノロジーが融合しつつある

量子コンピュータ」や「人工知能」「3Dプリンティング」「仮想現実(VR)」「ブロックチェーン」など、

とてつもないスピードで進化しているテクノロジーエクスポネンシャル・テクノロジーとこの本では呼ばれています。

 

現在、世界ではバラバラに存在していたエクスポネンシャル・テクノロジー同士の融合が加速度的に起こりつつあり、

製品・サービス・市場を破壊するほどの大きな力を持つようになっています。


この本ではエクスポネンシャル・テクノロジーの融合によっておきる、

「買い物」「広告」「エンターテイメント」「教育」「医療」など多岐にわたる分野の未来をガイドしています。

 

この中から面白いと思った分野について紹介します。

 

買い物の未来

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Image by Alexandra ❤️A life without animals is not worth living❤️ from Pixabay

 

中でも面白かったのが3Dプリンティングが小売業に変化をもたらすという点です。

 

現在、3Dプリンティングが使われている技術を振り返ってみましょう。

 

ミニストリーオブサプライ(メンズファッションブランド)

顧客が待っている間に3Dプリンティングで高機能スマートウェアを作る。望み通りの素材や色を使って仕上げ、歯切れやごみが一切出ない。

 

■ステイプルズ(事務用品小売)

顧客が自宅からオフィス用品のデザインをアップロードし、店員が店で印刷し、できあがった製品を自宅に届ける。

 

3Dプリンティング技術が進むことで、次のような市場を破壊する流れが起きると言われています。

小売業は原材料を購入し、倉庫や店舗で商品を自ら印刷するようになることで、

卸売業者、メーカー、物流業者などのサプライチェーンの重要性が下がる


また、消費者が環境に優しい商品をのぞみ、小売業者が原材料費を抑えようとする中で、

必要な材料を必要なだけ使用する3Dプリンティングは、世の中のゴミを減らす。

そんな未来が予測されています。 

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Photo by ZMorph All-in-One 3D Printers on Unsplash

 

エンターテイメントの未来

クリエイターやコンテンツのあり方に変化が訪れるといいます。


変化のひとつが、コンテンツの没入感がより高まっていくだろうということ。

私たちがよく知るVRといえば、ヘッドセットを装着して視覚的に楽しめるイメージですよね。いまは完全没入型VRなるものが開発されています。

一番びっくりしたのが、体に雨が降っている感覚や、アバターに触れられた感覚を味わうことができる特殊なTシャツ「エクソスキン(外皮)」。さらに、複数人の体験を共有できるドリームスケープというVR体験施設もできてきているようです。

www.moguravr.com

 

また、コンテンツは新聞、雑誌、テレビ、映画、書籍などのパッシブメディアのかわりに、
双方向に流れ、ユーザーの意見が反映されるアクティブメディアの時代になると言われています。

 

エクスポネンシャル・テクノロジーの進化の過程

エクスポネンシャル・テクノロジーの発達には段階があります。

テクノロジーが今、どの段階にあるのかがわかれば今後の発展も予想できるかもしれません。

「3Dプリンティング」や、「完全没入型VR」は、どこにあたるでしょうか。

 

①デジタル化

テクノロジーがデジタル化され、「0」か「1」かのバイナリーコード(コンピューター言語)に転換できるようになる。

 

②潜行

テクノロジーが登場すると最初は大きな注目を集める。しばらくは世の中の期待に応えられず、一部の人にしか価値を認められていない状態になる。

 

③破壊

既存の製品やサービス、市場、産業を破壊する。

例)ネットフリックスの登場が打撃となってブロックバスター(アメリカのレンタルビデオチェーン)が倒産した。

 

④非収益化

製品やサービスにかかっていたコストが消えてしまう。

例)写真撮影のフィルム現像にはかつてお金がかかっていた

 

⑤非物質化

商品そのものが物質の形を無くす。

例)カメラ → スマホのカメラアプリ

 

⑥大衆化

富裕層など一部の人だけでなく、誰もが享受できるまで、テクノロジーが一般化する。

例)スマホ

 

海外の最新の事例が紹介されていて面白い本ですが、難しい内容でした。

一つのテクノロジーの中にも「人工知能」「仮想現実」などのパーツが含まれていて、

これらのパーツをバランスよく理解することが、

テクノロジーの全体像を把握するのに大切だと感じました。

 

 

 

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身近にあるのに意外と知らない「環境ラベル」を調べてみた【第2回】

f:id:momonose-eins:20210224181716j:plainPhoto by earlybird coffee on Unsplash

 

最近はSDGsへの取り組みの一環として、

エコロジーな素材や製造方法で作られたパッケージの需要が高まっています。

今回は、エコなパッケージに関係の深い「環境ラベル」について調べてみるという

記事の第2弾になります。

 

◆第1回↓

momonose-eins.hatenablog.com



環境ラベルとは?

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環境ラベルの例(左:FSC認証、右:ジャパンコットンマーク)

 環境ラベルとは、原料の生産地が生まれてから製品となり消費者の口に入るまでの一連の過程の、環境情報をあらわす目印です。

 

この目印がついていることで、消費者がスーパーやコンビニで、よりサステナブルな未来の創造に貢献する商品を認識して、選択することができます。

 

環境意識の高い消費者にとって、その商品が環境に配慮しているかどうかは、

商品選択や購入決定の要因となります。

 

そのため、企業の方も自社商品に環境マークが付けられるかどうか、

注目しています。

 

環境ラベルは、私たちのごく身近な場所で見ることができるらしいのですが…

スーパー、コンビニで環境ラベルが付いた商品を探してみました。

 

果たしてどんな環境ラベルが見つかるのでしょうか?

 

① レインフォレストアライアンス認証マーク

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この特徴的な緑色のカエルのマークは、

国際的な環境保護団体「レインフォレスト・アライアンス」に

認定されたことをあらわす国際的な環境ラベルです。

 

インフォレスト・アライアンスは、森林を保護するための土地管理や、
現地の農村の人々の権利や生活レベルの向上のために活動している団体です。

 

1987年からはじまった彼らの活動は、世界70カ国以上に及んでいます。

 

ちなみに、上記写真のレインフォレストアライアンス認証マークは、

紅茶のティーバッグと、バナナのパッケージで発見しました!

 

② 海のエコラベル

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こちらの魚のマークは持続可能な漁業で獲られた水産物に付けられる

国際的な環境ラベルです。


認証元のMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)は、

1996年に設立された団体で、減少傾向にある世界の水産資源を回復させ、

その供給を守るための活動を行っています。


ちなみに、上記写真の海のエコラベルは某PBブランドのツナ缶で発見しました!

スーパーの棚の下の方で、見つけるのにけっこう苦労しました。

 

③ 国際フェアトレード認証ラベル

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フェアトレードとは英語で「公正な取引」といった意味。


「国際フェアトレード認証ラベル」は商品が

輸出入、加工、製造工程を経て、消費者の手に渡るまでに、

公正な取引が行われたことを示す基準を守った製品に付けられるマークです。

 

その基準とは、例えば

経済的基準として「長期的な取引の促進」

社会的基準として「差別の禁止」「児童労働・強制労働の禁止」

環境的基準として「農薬・薬品の使用削減と適正使用」

などが含まれています。

 

引用:Fairtrade Label Japan

www.fairtrade-jp.org

 

日本では、チョコレートやコーヒーなどの身近なモノの多くを、生産地である発展途上国から輸入しています。


ですが、発展途上国の生産者は経済的社会的に弱い立場にいることが多く、

労働に対して正当な対価を払われていなかったり、

製品の大量生産のために現地の環境を破壊されたりという問題が、

往々にして起こっています。

 

フェアトレードは、そういった問題を防ぎ、

生産者の権利と環境に配慮した「フェア」な取引を目指す、仕組みのことを指します。

 

一方、日本では欧米諸国に比べ、まだまだ認知度が低いとされており、

日本でフェアトレードの商品を見たことも、買ったこともないという人は

26.7%にとどまっています。(2019年の調査)

 

出展:http://fairtrade-forum-japan.org/wp-content/uploads/2019/10/265e39faa78ff62d9fb9ef5661682779.pdf

 

ちなみに、上記写真の国際フェアトレード認証マークは某PBブランドの

ダークチョコレートのパッケージで発見しました。

 

今回実感したこと

以上、環境ラベルとは何なのか? 

身近に環境ラベルが付いた商品にはどんなモノがあるのか?をご紹介しました。

 

多くの場合、環境ラベルはパッケージの裏側や側面にさりげなく入っており、

消費者のエシカルな商品選びの判断基準として活躍しています。

 

みなさんも環境ラベルをついた商品を探してみてください。

意外と近くにある!、あるいは、全然ない!といった感想を持たれるかと思います。

 

私は特に今回の「フェアトレード」や「海のエコラベル」に関しては、

「いつも行くスーパーで全然見つからないな...」という感想を持ちました。

 

環境ラベルに馴染みのない消費者は、その存在に気づかない可能性もあります。

そのため、商品のエコロジーさを伝えていくには

その普及活動も大変重要だと実感しました。

 

 

パッケージ製造についてのご案内

アインズ株式会社はパッケージを製造しています。

エコロジーなパッケージを相談していただきましたら、

環境負荷の低い素材や製造方法はもちろん、

商品企画(コンセプトや名前、パッケージ)も含めて提案させていただきます!

 

◆ アインズの公式ホームページはこちら
https://www.shiga-web.or.jp/eins/

 

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SDGsの新商品開発で失敗したものをご紹介

こんにちは。

今日はSDGsにまつわる新商品開発で、

うまく作ることができなかったプロダクトを紹介します。

 

 紙でできたショッピングバッグです!

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思いついたキッカケ

おととしの夏。

大阪のタピオカ屋でドリンクを受け取った際に、店員さんから四角形の布を渡されました。

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なにこれ? と思って触ってみると、不織布の全面に切れ込みが入っています。

中心にタピオカドリンクを置いて持ち上げると、網のような袋になる仕組みでした。

 

こちらの商品画像のようなイメージです👇

shimojima.jp

 

1枚の布から立体的な袋になるって面白い!

これを何らかのアイデアに活かすことができないかと、

記憶の片隅にその袋のことが残っていました。

 

新商品開発

アインズの社員は、脱プラ商品のアイデアを日々考えています。

 

プラスチックが埋蔵量に限りのある石油を原料にしていることに問題意識を持ち、

今までプラスチックでできていたものを、紙に置き換えることができないか。

その発想から、紙製のファイルやマスクケースを作りだしてきました。

 

脱プラ新商品が議題に上がったとき、

さっそくタピオカ屋で見た不織布の網袋を思い出しました。

あのタピオカ屋の網袋を紙製で作ることができれば、

プラスチックを原料とするレジ袋の代わりになるのではないか?と。

 

最終的には、

コンビニや飲食店のテイクアウトに使用していただけるようなものが作りたい!

 

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そこで、さっそくネット上の写真を参考に

見よう見まねでイラレ上に図面を起こしました。

通称「サンプルカッター」と呼ばれる機械を使い、図面の通り、紙を切ってもらいました。

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出来上がりの形自体は、タピオカ屋で見た袋そのものです。

 

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中に弁当や水筒を入れてみます。

おそるおそる持ち上げると、地面から袋を浮かすことができました。

でも少し乱暴に、普段の買い物のような感覚で、持ち運ぼうとすると……

ビリっ!  持ち手のところからみるみる千切れ、

中身が落ち、あっちゃ~という感じに。

 

紙という素材の限界か?

入れるものの荷重にとうてい耐え切れませんでした。

 

別の素材で試すも…

壊れるときは下の画像の赤丸の部分からちぎれていきます。

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紙の切り込みの入れ方が悪いのか? 

類似品を事務用品の通販サイトで購入しました。

類似品は不織布で出来ています。それを参考に、イラレの図面データを修正しました。

が、やはり重さに耐えきれず失敗でした。

 

引っ張りに強い紙ではどうか?

ユポ紙や、表面に特別な素材を塗布した紙を検討したのですが、

価格が高い&脱プラ的な観点から非塗工紙でないと本末転倒だろう......ということになり

これも失敗でした。

 

そして、この紙製の網袋の挑戦は終わりました。

 

反省

次のことを学びました。

 

単純にプラスチックを紙に置き換えるのでは上手くいかないということが分かりました。

紙で強度を出そうと思うと、もっと「折り」を入れた構造が必要なのかもしれません。

そうすると、もはや袋ではなく箱になってしまう気がします。悩みは尽きません。

やはり市販の製品は、その目的に即して適切な素材(紙orプラスチック)が選ばれていると、実感しました。

最初に作った人はスゴイです。

 

気持ちを切り替えて、

今作っているものを形に出来るよう頑張ります!

 

4月にはこちらの「色づくお花」をリリース予定なので、ご期待ください……!

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